――「正義」のカードで読み解く、責任感の影と力の抜き方|日曜夜の処方箋
「私が倒れたら、この家どうなるんだろう…」
そんな不安を胸に、今日もふんばってるあなたへ。本当は限界ギリギリなのに、誰にも頼れない。
責任感だけで動いて、“ちゃんとした自分”を必死で保ってる。でも――もし今、あなたの中の“正しさ”があなた自身を追い詰めているなら、少しだけ力を抜くことが、いちばん「責任ある選択」になるかもしれません。
正義のカードとは?

正義は、公平さ・冷静な判断・責任と向き合う姿勢を象徴するカード。
理性的に物事を見つめ、感情に流されずに行動しようとする強さを示します。
でも同時にこのカードは――
「正しくあること」が、「自分を苦しめる鎧」になることもあると教えてくれます。
責任感の“影”にあるもの
正義のカードを、少し違う角度から読んでみると、こんな気づきが浮かび上がります:
- 「正しくあらねば」と思うあまり、自分に厳しすぎて休めない
- 家族や職場の誰かが頼れないから、全部自分で抱え込む
- 判断力が鈍るほどに疲れてるのに、「しっかりしなきゃ」が止まらない
そんなとき、心の中にある“正義”が、本来のバランスを崩し、「義務感だけの自分」に変わってしまうのです。
心を楽にするヒント
正義のカードは、あなたにこう語りかけているかもしれません。
✅ あなたの「正しさ」が、自分を追い詰めていないか見直してみてください
✅ 力を抜くことも、「責任ある選択」のひとつです
✅ いま限界なら、立ち止まるほうが、長く守り続けられる道になるかもしれません
✅ 他人からの評価ではなく、自分の「疲れ」に気づく勇気を持ってください
“がんばり続ける人”ほど、力を抜くタイミングを見失いやすい。
でも、バランスを取り戻す力も、あなたの中にはちゃんとあります。
最後に ― 自分にも“いたわり”という公平さを
正義のカードが教えてくれるのは、「誰かのため」だけでなく、「自分のため」にも公平でいるということ。
家庭の中で、職場で、いつも“きちんと”を背負ってるあなたへ。
どうか、自分にもやさしくなれる“余白”を持ってください。
それが、あなたらしい責任感と優しさを守る力になるはずです。
日曜夜の処方箋
週の終わりに、ちょっと心を整える小さな手紙。
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