自分の答えを信じたいのに、「周りの声」や「他人の目」に揺らいでしまったことはありませんか?
もしかしたら、私の個人的な話になってしまうかもしれませんが…友人や家族の意見、SNSの価値観、世間の「普通」。
それらを参考にしているつもりが、気づけば自分の答えを見失ってしまう。
実際に私はこのタロットカウンセリングを勉強するにあたりそのような経験がありました。
自分自身はとても楽しんで、そして前向きに使命感を持って行っていましたが、「そんなことして何になるの?」とか言葉に出さなくても苦笑いされるようなことも…
その時私は「私がやってることってそんなに無意味なのかな?」と不安になり、決意が揺らぐことがありました⋯
自分自身と向き合うために
隠者のカードが伝える「静かな時間」の意味

**隠者(The Hermit)**のカードには、
静かにランプを掲げ、雪道を歩く老人が描かれています。
このランプは、太陽のように全体を照らすものではなく、
足元だけをほのかに照らす小さな光。
それは、「他人の意見や評価ではなく、自分の直感を頼りに進む姿勢」の象徴です。
ここで少しだくけ馴染のない専門的な説明をさせてください。🐾
【ユング心理学で言えば、この老人は「賢者」の元型。
まるであなたの心の奥に棲む、静けさの中で真実を知るもう一人の自分のようです。
外界との距離を置き、ペルソナ(社会的仮面)を脱ぎ捨て、セルフ(本当の自分)と向き合う旅は、孤独に見えて本当はあなたを力強くする「個性化の道」。
隠者はそれを、足元の小さなランプでそっと照らしながら歩んでいます。】
「周りの声に揺らぐ」その構造
周りの声に揺らいでしまう背景には、
- 期待を裏切りたくない気持ち
- 孤立することへの不安
- 自分の判断に自信が持てない感覚
があります。
ランプの光が教えてくれること
私は以前、*自分の判断に自信が持てない感覚*を断ち切るために自分の心にランプの光を当ててみました。
「なんでこれを始めようと思ったのか?」「なんでそれをできると思って行動し始めたのか。」
「人に言われただけで揺れるほど軽い決意なのか。」もう一度向かい合うことができました。
隠者が手にするランプは、あなたの心の中にある直感や本音を照らす光になります。
自分の心に向き合う具体的なヒント
自分の答えを取り戻すランプの光を当てるってどうすればいいの?そんな気持ちになりますよね。
そのために、まず試してほしいことがあります。
① デジタルデトックスで外のノイズを減らす
② ノートで心の声を可視化する
③ 好きな静かな音楽を聴き、暖かい飲み物を飲みながら目を瞑って考えてみる(これは私がやったことです🍀)
心の処方箋
周りの声に揺らいで自分の答えを見失うこともあるはずです。
でも、隠者のランプのように、自分の中の小さな光を信じて歩くことは、あなたを必ず本来の自分に近づけてくれます。
周りに左右されず自分の思いと向き合うのは簡単なことではありません。
ただ、時には周りと距離を置き、自分自身の心に光を当て、ゆっくり考える時間が必要です。
そうすることで、自分が後悔しない選択ができるのではないでしょうか?
これは過去の自分にも伝えてあげたい言葉です。
おわりに
よろしければ、コメント頂ければ嬉しいです💡
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